2022.01.19 『 パナマハット 』お手入れと型崩れの直し方 パナマハット のお手入れ 日々のケアで帽子の型崩れや、つばの位置の変化等を防ぎ、帽子を長持ちさせます。 基本ケア 天然草ですので水にはとても弱いです。 水との接触は極力避け、万が一濡れた場合は乾いたタオルで水気をよく拭きとり、乾くまで陰干ししてください。 水分と湿気は、帽子の変形や傷みの原因となります。 汚れてしまった場合は消しごむをご利用下さい。きれいな消しゴムで優しく擦ってください。絶対に強く擦らないでください。 また応急処置として、水と二酸化炭素のみでできている炭酸水で、汚れをやさしく拭き取るのも効果的です。 日常的な汚れでしたら比較的落ちやすいです。 保管方法 長期での保管はできるだけ良いコンディションを保つため、なるべく湿気のない、風通しの良い場所が最良です。 普段被っていると帽子は汗を吸収しております。長期保管する前に日陰でよく乾燥させてから保管すると良いでしょう。 帽子を折りたたんだ状態での収納は、型崩れの一番の原因ですのでおすすめしません。 同様に帽子を重ねての保管も型崩れの原因となります。 乾燥剤の入ったパナマハットのすっぽり入る箱で保管するか、平らな場所に置いて収納するようにしてください。 薄い布や和紙、薄紙などで全体を覆って保管するという方法もおすすめです。 また パナマハット の素材であるトキヤ草は、長時間直射日光に当て続けての保管が痛みの原因となりますのでご注意下さい。 型崩れの直し方 万が一型が崩れてしまったときの対処法 ご家庭で パナマハット の真っ直ぐなつばを型直しするには、スチームアイロンのスチームを使用するのが良い方法です。 スチームは大変熱いので軍手などの手袋などをはめ、蒸気に十分に気を付けてください。 直接アイロンをかけると帽子が痛む可能性があるので、ハンカチなどあて布をして帽子から5cm~6cmほど離しスチームをかけ、手で形を整えてください。 その際、熱やスチームによる火傷には十分ご注意ください。 つば以外の気になるところへは、つばと同様スチームアイロンでスチームを出し形を整えていきます。 帽子から5㎝~6cm程度離したところから気になった場所にスチームを出し、手のひらで伸ばし整えます。 この時一気に広範囲に蒸気を当て過ぎると、意図しない変形を引き起こす場合がありますので、ご注意ください。 そのままの状態で パナマハット の蒸気のぬくもりが取れるまで待ちます。 その後は日常の保管方法で保管してください。 ※押し潰れたりとひどい型崩れの場合は専門家に相談してください。 被るときの注意 中折れ帽子タイプの前頂部、つまみ部分を持つと破損の恐れがありますので、帽子を持つ際はつばを持つのをお勧めします。 この部分が割れていたりすると、被った際に非常に目立ちますので、着脱時には意識してつばを持っていただければと思います。 パナマハットは日ごろのお手入れで長く愛用できる商品ですので、日ごろのケアをし、素敵な帽子ライフをお過ごしください。 パナマハットの購入はこちらから マフラー ・ ストール のサイズ感について カーディコットン について